セミナー情報
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2022.09.19 セミナー情報
富士山噴火BCPセミナー!
富士山噴火BCPセミナーを行います。
1月9日 東京商工会議所江東支部主催のZOOMオンラインセミナーです。
300年以上噴火していない富士山の噴火の可能性が高まっています。富士山が噴火すると、火口に近い自治体への噴出物被害だけでなく、東京、神奈川、千葉、埼玉に2cm〜30cmの火山灰が降灰することが指摘されています。この降灰により、首都圏の社会活動、経済活動には甚大な被害が及ぶことが想定されます。
大地震とも大規模水害とも異なる富士山噴火災害。本セミナーでは想定される令和噴火の実相とBCPへの取り組み方についてお話しいたします。
案内・お申し込みはこちら。
<富士山噴火 降灰ハザードマップ>
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2022.01.19 セミナー情報
川崎市の地域連携BCP事業で2回の研修会(実施報告)
地元川崎市の地域連携による事業継続計画策定支援事業で、12月13日と1月17日の2回に渡り研修会を行いました。内容は、風水害が近づいている時の対策タイムラインの策定です。
川崎市は2019年台風19号で、内水氾濫が5ヶ所で発生し大きな被害が出ました。いずれも多摩川の水位が著しく上昇したことで、排水樋管※から多摩川に排水ができず、低地が氾濫したものです。
(※排水樋管:堤防の中を横断して川に下水を排出する水路)
特に中小企業が集まっている中原区宮内周辺は、最大推進1.0mとなり、多くの企業の1階が水没しました。
私の講師紹介のところに、
長島 孝善 氏 知的資産経営研究所 代表(中原区)、中小企業診断士
と、中原区と入っているのが、地元感あって気に入りました。
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2021.12.01 セミナー情報
東京商工会議所足立支部BCPセミナー(実施報告)
11月30日に東京商工会議所足立支部でBCPセミナーを行いました。ZOOMオンラインセミナーです。
足立区は、洪水では荒川以外にも、利根川、綾瀬川、江戸川、芝川・新芝川、中川のハザードマップが作られており、水害リスクの高いところです。荒川洪水の場合、北千住駅周辺では5mの浸水が予想されています。建物の2階も浸水します。
ただ今回は最近地震が頻発していることもあり、首都直下地震について少し強調してお話ししました。首都直下地震のような都市型地震では、地震動はもちろんですが、それ以上に怖いのが火災です。例えば都心南部が震源の場合、都心中心部をとりまくドーナツ状に火災が発生します。
山手線外側から環状7号線の間の木密地域が特にリスクが高く、最悪41万棟が焼失し、
1万6千人が死亡するとされています。これは全死者の7割にあたります。
足立区は特に火災が想定される地域の一つです。このように広域に火災が広がる原因の1つは「火災旋風」の発生です。
火災旋風とは、火炎を含んだ竜巻状の渦で、移動して火災を広域に拡大させます。大正関東地震、東京大空襲、東日本大震災で発生しています。
大正関東地震での火災旋風の様子が、東京都復興記念館に所蔵されており、Webでも見ることができます。これは両国橋近くで発生した火災扇風を現した絵です。人や自転車などが巻き上げられているのがわかります。