お知らせ
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2021.06.19 セミナー情報
東京商工会議所江東支部「気象災害・大地震対策 BCP策定セミナー」(実施報告)
6月16日、東京商工会議所の江東支部で「気象災害・大地震対策 BCP策定セミナー」を行いました。またも緊急事態宣言中だったのでZOOMで行いました。ZOOMセミナーもさすがにもう慣れてきた感じです。
今回は気象災害・大地震のなかでも台風接近の直前にとる防災行動計画を見える化した、災害タイムラインに重点を置いてお話させていただきました。
台風などの災害を進行型災害といいます。進行型災害はある程度災害の発生が予想できます。そこで災害発生までの時間経過において、いつ、誰が、何をするかを計画したものを、災害タイムラインと呼びます。台風や大雨で言えば、警戒レベル1が出てから実際に災害が発生するレベル5までの間にとる防災行動計画とも言えます。
BCPの策定は自社にはハードルが高いと感じている方も、タイムラインなら1日もあればできてしまいます。その割に直前にとる防災行動なのでその効果は大きいです。ただしあくまで直前の防災行動による防災・減災対策だけなので、発災後の緊急対応(初動対応)やその後の事業復旧は含まれていないことに注意が必要です。
災害タイムラインに関しては、今回と同じ東京商工会議所江東支部において、7月14日にZOOMで策定ワークショップを行います。
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2021.02.27 トピックス
東京商工会議所葛飾支部「ウィルス災害対策BCPセミナー」(実施報告)
2月26日、東京商工会議所の葛飾支部で「ウィルス災害対策BCPセミナー」を行いました。緊急事態宣言中なのでZOOMで行いました。
新型コロナは、国内では第3波のさなかにあり、ワクチンの調達は不透明。世界でも再び増加に転じている国も多く、まさに道半ばの状況でなないでしょうか。
この間、社会と経済は大きく変わってきています。
変わった理由はもちろんコロナ対策ですが、デジタル化を基盤とした非接触・分散型の社会では、「こういうやり方もあるんだ」「こういうやり方でもいいんだ」ということに私たちは気付いたと思います。
オンラインは、当初は不便だけど仕方ないと感じたかもしれませんが、徐々に新たな価値として「むしろプラス」と思えてきました。オンラインの価値を一段抽象化すると「場所の概念が変わった」ということだと思います。具体的には場所の概念から「距離」が消えたのです。距離が消えたということは移動が必要なくなったということで、むしろそれまでより不便どころかフレキシブルな社会が見えてきました。ふりかえって、企業活動は外部環境を認識してこれに対応する形で、自社の強みを活かして必要な弱み補強を行いながら行います。これだけ社会と経済が大きく変わっているのですから、今行うべきは、感染対策はもちろんですが、このコロナのトンネルを抜けた時に広がっている外部環境の大きな変化に適応できるよう事業戦略を構築しなおすことです。
それこそが広い意味での「事業継続」といえるでしょう。
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2021.02.23 トピックス
あいおいニッセイ同和損保「中小企業の災害対策セミナー」(実施報告)
2月22日、あいおいニッセイ同和損保の東京中央支店で、「中小企業の災害対策セミナー」を、会場とSkypeのハイブリッドで行いました。会場は15人程度に制限されていましたが、それでも久々に普通のセミナーができました。
BCPセミナーでは毎回最初にリスクマネジメントの基本的手順をお話ししています。
リスクを知る → インパクトを想定する → 対策を行う
の3ステップです。これは地震も水害も感染症も同じです。この日は、東日本大震災からもうすぐ10年ということで、少し首都直下地震の話題を多めにし、本震に後続する災害を3つお話ししました。
<火災旋風>
これは火炎を含む竜巻です。大正関東地震のときも発生したのですが、その時の人が巻き上げられる様子が油絵で描かれています。
<地震洪水>
強い揺れにより河川の堤防が決壊しておきる洪水です。特に江東5区のようなゼロメートル地帯では大きな被害が出ます。
<群衆雪崩>
避難する群衆が密集することで、1人が転倒すると前後左右や多方向の人が引き込まれていく現象です。20年前に明石市の花火大会の時におきました。