お知らせ
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2021.02.23 トピックス
あいおいニッセイ同和損保「中小企業の災害対策セミナー」(実施報告)
2月22日、あいおいニッセイ同和損保の東京中央支店で、「中小企業の災害対策セミナー」を、会場とSkypeのハイブリッドで行いました。会場は15人程度に制限されていましたが、それでも久々に普通のセミナーができました。
BCPセミナーでは毎回最初にリスクマネジメントの基本的手順をお話ししています。
リスクを知る → インパクトを想定する → 対策を行う
の3ステップです。これは地震も水害も感染症も同じです。この日は、東日本大震災からもうすぐ10年ということで、少し首都直下地震の話題を多めにし、本震に後続する災害を3つお話ししました。
<火災旋風>
これは火炎を含む竜巻です。大正関東地震のときも発生したのですが、その時の人が巻き上げられる様子が油絵で描かれています。
<地震洪水>
強い揺れにより河川の堤防が決壊しておきる洪水です。特に江東5区のようなゼロメートル地帯では大きな被害が出ます。
<群衆雪崩>
避難する群衆が密集することで、1人が転倒すると前後左右や多方向の人が引き込まれていく現象です。20年前に明石市の花火大会の時におきました。
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2020.12.16 セミナー情報
兵庫県豊岡市商工会「事業継続計画(BCP)策定セミナー」(実施報告)
12月14日に、兵庫県豊岡市商工会で「事業継続計画(BCP)策定セミナー」を行いました。
豊岡市は兵庫県の北部に位置し、京都から在来特急で約2時間。日本海に面しています。有名な城崎温泉があります。直前にNHKのブラタモリでも取り上げられましたね。
日本海に面し、一級河川の円山川が流れ、大半が森林の地形の豊岡市の災害リスクは、
・隣接する京丹後市沖の断層を震源とする大地震
・南海トラフ地震
・津波
・高潮
・円山川の洪水
・土砂災害
などがありますが、なかでも特徴的なのは「ため池の決壊」です。ため池は、農業用水確保を目的として江戸時代以前から造られてきました。現在全国に約16万のため池があります。
これらは、
・地震による堤体(ていたい)決壊
・大雨による越水・堤体決壊
で下流の住宅などに甚大な危険が及ぶ恐れがあります。
平成30年7月西日本豪雨では32カ所が決壊しました。全国16万のため池のうち、「防災重点ため池」(国が指定する、決壊した場合に下流域への影響が大きいため池)は63,722ありますが、西日本に偏っており、兵庫県は9,135と第1位となっています。ちなみに東京都の防災重点ため池は6、神奈川県は10です。
兵庫県では、ため池のハザードマップを作成しています。
たとえばこれは豊岡市内の「三谷池」というため池ですが、地図上のため池マークをクリックすると、浸水地域がわかるようになっています。
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2020.12.12 セミナー情報
東京商工会議所台東支部「中小企業の災害対策セミナー」(実施報告)
12月11日に東京商工会議所台東支部で「中小企業の災害対策セミナー」を行いました。
台東区は浅草や上野があり、観光地のイメージがありますが、1Km2あたりの事業所数が23区で第3位の事業所密集地域でもあります。荒川氾濫で甚大な被害が予想される江東5区に隣接しています。隅田川をはさんでいることで江東5区ほどの被害ではありませんが、それでも上流の北区付近で荒川が氾濫したら、6〜12時間で台東区の2/3が浸水します。避難方向は上野方面です。上野付近は武蔵野上野台地という台地になっており、標高が4〜20mあります。その関係で、谷中や池之端の一部は土砂災害警戒区域になっています。