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知的資産経営
3 知的資産を活かす
■営業・マーケティングに活かす
知的資産経営報告書はステークホルダー(会社の利害関係者)とのコミュニケーションツールです。強みや魅力が明確になったのですから、ぜひ営業活動に活かしましょう。
お客様に知的資産経営報告書をお渡ししましょう
既存のお客様には知的資産経営報告書ができたことをお伝えし、ぜひ読んで頂きましょう。お客様との信頼関係は一層深まることでしょう。特に下請けとして取引している場合は、同業他社との差別化ポイントをしっかりとご理解頂きましょう。
新規取引を始めたいお客様には絶対にお渡ししましょう。新規のお客様はあなたの会社のことを知りません。とおりいっぺんの会社案内、サービスカタログだけでなく、商品・サービスを生み出す背景としての会社の強み・魅力をご理解いただきましょう。
ホームページを見直しましょう
現在は、会社案内パンフレットは読まれなくてもホームページはしっかりチェックされるような時代です。ホームページもすっかり重要なコミュニケーションツールになりました。
あなたの会社のホームページは訴求すべきことがしっかりと伝わるページになっているでしょうか。知的資産経営報告と照らし合わせてチェックすることをお勧めします。知的資産が訴求できていないと感じたら、すぐにリニューアルしましょう。
また、これからホームページを作るおつもりなら、知的資産経営報告書を作成してから取組みましょう。いくらお金をかけて専門業者に制作依頼をしたとしても、会社が見える化できていなければ、デザインがCoolなだけの中身が無いホームページになってしまいます。
ホームページを作るお勧めプロセス
ホームページのビジュアルはプロのWeb制作会社に任せるとして、問題は中身です。制作会社は中身までは作ってくれません。
知的資産経営報告書を作成してからホームページに取組みましょう。遠回りなようでもこれを行なうことでホームページも良いものにできますし、一石二鳥・三鳥の効果があります。
ペルソナを描くペルソナとは架空の顧客像のことです。つまりあなたの会社の典型的なお客様個人の姿のことです。これを描くことによって、ホームページを誰に読んでもらうのかが明確になり、また制作会社を含む関係者で共有できます。人格まで描き込むことがポイントです。
採用にもホームページを活用したい場合は、求職者のペルソナも描きます。
ペルソナの購入決定プロセスを定義ペルソナが課題を認識してから、その解決のためにあなたの会社の商品・サービスの購入を決定するまでのプロセスを定義します。
ホームページの果たす役割を決めるペルソナの購入決定プロセスのうち、ホームページがどこで参照され、その時ペルソナは何を期待するかを考えます。
制作会社と協同で制作ホームページの果たす役割(ペルソナの期待)に沿ったページを、制作会社と協同で制作します。